編集後記- vol.368

オーストラリアの保育園(デイケア)の費用が1日1万円超だということを最近知りました。多少は補助金はあるものの、日本の月額3~5万円前後に比べると圧倒的な高額さ。育休の待遇も日本と比べるとイマイチ。育休取得率が高い点や保育園の入りやすさは良いところですが、経済的負担を比べると一長一短のようです。(松子)

 

オーストラリアの養老院(エイジドケア)をボランティアで訪れたことがありますが、あまりいい印象ではありませんでした。そこはハイクラスで入居費も高いのですが、部屋も狭く、食事も粗雑。日本の養老院のケアの丁寧さとは比較にならないと思いました。こうして、海外在住の日本人は高齢になると日本に帰国することになるのでしょう。(西嵐)

 

オーストラリアの保育園は、日本の保育所に比べて保育士と児童の人数の割合が厳しく規定されているようです。保育士1人当たり児童7人という割合が法律で決まっているとか。日本では1部屋に保育士2人に児童40 人という光景は珍しくなかった記憶があります。集団生活が得意な日本人だからこそ実現できるのでしょうか。(梅枝・編集長)