編集後記- vol.341

「世界の山ちゃん風手羽先」というメニューを最近レストランで見かけます。名古屋の有名手羽先チェーン店で、同じく地元で有名な「風来坊」とで名古屋人の間でも派が分かれます。前者はコショウ系、後者は甘だれ系の味付けです。食べてみると、味はまさかの風来坊寄り。「世界」に知られるのはもう少し先のようです。(花坊)

 

「手羽先」がおいしいからといって、それが奇形のニワトリだったらいい気持ちはしません。中国で以前、遺伝子操作か何かで1羽に8本くらいの手羽がある鳥を「開発」した、という写真付きニュースがありました。この世のものとは思えない姿の「ニワトリ」です。あれ以来、手羽が苦手になりました。 「世界」に知られるのはもう少し先のようです。(西嵐)

 

「手羽先」や「モモ」など、鶏肉にはいろんな部位があります。中国のレストランで「フライドチキン」を注文したら、唐揚げの各部位がきれいに組み立てられた1羽のニワトリが大皿に乗って出てきました。これは、ちゃんと1羽を調理していると証明するためと知り感心しましたが、中国流トレーサビリティーが「世界」に知られるのはもう少し先のようです。(梅枝)