編集後記- vol.338

バレンタインデーの日はバラを持った人が町に溢れいつも微笑ましい気分になっていたのですが、今年は何故か額に黒い十字架が描かれている人を多く見かけました。キリスト教の「灰の水曜日」というイースター関連の行事と偶然日付が重なったためらしいのですが、バラと灰の十字架が組み合わさるとビジュアル系バンドのようだなぁ…と思いました。(松子)

 

バレンタインデーの日にバラを持った人が、帰りのバス停でずらりと並んでいました。こちらは、しまった買うべきだったかとやや後悔しました。家に帰ってバラを買わなかったことを正直に言うと、妻は「きょうは何の日なの?」─。なんと熱心なカトリックの彼女は「灰の水曜日」で頭が一杯で、バレンタインデーなど眼中になかったようです。(西嵐)

 

バレンタインデーの日は花屋がきれいに飾られ、楽しい気分になります。普段はマウンテンバイクやキャンプなど野性的な活動を愛するオージーもこの日ばかりはロマンスに浸るのかと思いきや、近所の日曜大工用品店ではギフト用にバーベキュー台が売られていました。カップルの日にもバーベキューで灰にまみれるのがやはりオージー流なのでしょうか。(梅枝)