地声人語 - vol.630
■電車でイヤホンを使わずに動画を見る人が苦手です。誰かの携帯電話から聞こえる動画の音はなかなかの大音量なのに、こちらの耳に届く頃にはただの雑音。はっきりと聞き取れないのに、自分のイヤホン越しにも聞こえてきて、もううんざり。せめてもの抵抗に「動画に見入って一駅乗り過ごせ」と念を送ります。(猫山)
■日本のアパレル店員の接客が苦手です。彼らが悪いのではなく、どうしても「買ってくれ」圧力を感じてしまうのです。でもシドニーでは、人不足なのかやる気がないのか逆に放置されすぎて、買いたいサイズをすぐに試着できず、もううんざり。せめてもの抵抗に「買わせてくれ」と念を送ります。(岩下)
■近所を登下校する高校生が苦手です。足りなくなった猫のエサを朝スーパーに買いに行くと、登校中の彼らがレジをふさぎ、夕方には横一列に広がり歩道をふさぐ彼ら。バス停でもだらしなくたむろする彼らに遭遇し、もううんざり。せめてもの抵抗に「乗車拒否されて歩いて帰れ」と念を送ります。(尋助)