編集後記- vol.312
ネットで毎週楽しみに見ていた、日本のテレビ番組『橋下×羽鳥の番組』が来月で打ち切りになるそうです。深夜帯の放映かつ討論番組だったので、見る人を選ぶ番組でしたが、分かりやすかっただけに残念です。オーストラリアは10 年など続く長い番組が多く、飽きやすい日本人の性格が表れているのかと思ってしまいます。(花坊)
オーストラリアのニュース番組を見ていていいなと思うのは、原稿を見ずに話すケースが多いことです。現場にいるリポーターや、スタジオのキャスターなども、その場で臨機応変に自然に話しています。一方で日本のニュースは原稿を棒読みするので堅苦しく、ゆっくり話すので頭に入ってこないこともあります。言い間違ってもいいじゃないかと思うのですが。(西嵐)
オーストラリアの公共放送ABCのニュース番組を見ていたら、キャスターの1人が突然歌い出しました。曲は「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」。別のキャスターの誕生日だったようですが、日本の公共放送との違いに驚かされます。ABCは農業問題を扱う「ランドライン」など興味深い番組も多く、懐が深いようです。(三葉)