編集後記- vol.292

いつまでたっても、お客に対しサンキューの言葉がない店員には慣れません。先日も、お客が自ら商品を取り出して目の前に置くまで無言で待っている店員には閉口しました。最後まで無愛想で、サンキューの言葉はありません。ふとその人の名札を見たら、名前はモナリザさんでした。が、どこからどうみても微笑みは見られませんでした。(花坊)

 

 
いつまでたっても、ハウアーユーの言葉には慣れません。われながらおかしいことですが、直訳するクセが付いているからでしょう。あなた調子はどう?てな感じですが、明らかに関心がないのに聞くフレーズと化しているので、何だかわざとらしいんです。でも、電話で「お世話になります」と言うのも、外国人にはヘンに聞こえているんでしょう。(西嵐)

 

いつまでたっても、アイラブユーの言葉には慣れません。ラブはライクと違ってとても強い言葉で、家族以外に軽々しく使うべきではないと昔習ったからでしょうか。特に性的マイノリティーに寛大なこの国では、同性からハグされ、ほほにキスされ、「アイラブユー」と言われるたびに、これは告白なのかとドキドキしてしまいます。(編集長、葉羽)