地声人語 - vol.738

■気づいた頃には、もう手遅れです。飲茶は、小さな皿を積み上げながら「まだ軽い」と思っているうちに、どんどん注文してしまい、増えた皿の数だけ、値段が跳ね上がっていきます。会計を見た瞬間に現実に突き落とされるのです。軽い食事のつもりだった記憶だけが、最後まで残りますから。(有梨)

■注文した後では、もう手遅れです。アジア系の和食レストランでは、具無し味噌汁など何のその、トンデモ日本料理がたくさん出てきます。メニューの写真に騙されてはいけません。実物は似て非なるものです。店を選ぶその選球眼だけが頼りです。奇怪な味は、最後まで残りますから。(西嵐)

■侮った時には、もう手遅れです。ネパール料理屋では、「マイルド」と店員に言われた品でも、水のおかわりが止まりません。スパイスや辛味に慣れてれているはずのインド人の友人でさえ、大量の汗をかいており、完食できませんでした。唐辛子の刺激は、最後まで残りますから。(鮎子)