八女茶や焼き鳥、福岡県が食を通じた観光PR

福岡県は6日、シドニー市内でオーストラリアの旅行代理店向けに観光セミナーを開催した。福岡県・ニューサウスウェールズ(NSW)州交流促進団として、服部誠太郎知事や香原勝司県議会議長をはじめとする県議会議員らが県の観光PRを行った。

明太子せんべいを参加者に手渡す服部知事(右)

服部知事は、福岡県が古くから日本におけるアジアの交易、交流の窓口として発展してきたことに言及し、東京や大阪からもアクセスしやすいことなどをアピールした。また福岡県を訪れたトラベルライターのティム・リチャード氏が自身の体験談を披露、太宰府天満宮をはじめとする美しい寺院や神社、迫力あるお祭りや観光客に人気の中洲の屋台など魅力あふれる観光スポットを紹介していた。

続いて行われた交流会では、昨年発祥から600年を迎えた県名産の「八女茶」や県産の日本酒のほか、焼き鳥や抹茶ケーキなどが振る舞われた。

参加した現地旅行代理店、モバイル・トラベルエージェントのデボラさんは「福岡県は訪れたことがなかったので、今日のセミナーは情報が豊富で、非常に役に立った。早速福岡県を回るツアー商品を作りたい」と話した。

また同県は同日夕方、学校関係者向けに教育旅行の魅力を伝えるセミナーも開催した。

乾杯は八女茶で行われた

 

炭坑節をオージーらと踊った

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