第81品 ココ・ブラックのチョコレート
オーストラリアでおやつと言えば、ポテトチップスとチョコレート。選択肢は少ないですが、その分同じカテゴリー内での種類は非常に豊富です。中でもここ数年急激に存在感が増しているのが、メルボルン発のチョコレートブランド「ココ・ブラック」。
本場ベルギーやドイツで修行をした創業者のシェーン・ヒルズ氏がメルボルンの歴史あるロイヤル・アーケード内に2003年にオープンしたチョコレート専門店で、カフェも併設しています。
ベルギーなどから輸入したチョコレートの原料に、ナッツや蜂蜜などオーストラリア産の材料を組み合わせた同ブランドのチョコレートは、上質な味わいが評判で、今では全豪各都市に13店舗を構えるほどの人気ぶり。急激な業務拡大で2015年には財政難に陥ったそうですが、顧客からの支持は厚く、最近ではアジアへの進出も視野に入れているとのこと。
一番人気は塩キャラメル味やトリュフなど好きな種類を選べるアラカルトボックスで、価格は16粒で39.50豪ドル(1豪ドル=約86円、価格は調査当時)。グルテンフリーやヴィーガン(完全菜食主義者)向けの商品も多く、分かりやすくラベリングしてあります。パッケージのデザインもかわいらしく、特に淡い紫色の紙バッグはおしゃれながら丈夫で使いやすく、バッグを目当てに買う人もいるとか。(松子)
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