第70品 マックス社のショートブレッド

クリスマスが近づくと、季節は違えど英国連邦の伝統があちこちで見られるオーストラリア。この時期を代表するお菓子の一つがショートブレッドです。人気を誇るのは断然スコットランド発のブランドですが、オーストラリアのマックス社が作るショートブレッドもこの時期にスーパーなどのお菓子棚を飾ります。

見た目はさも英連邦発ですが、「メード・イン・オーストラリア」

見た目はさも英連邦発ですが、「メード・イン・オーストラリア」

ショートブレッドはバターをふんだんに使ったクッキーで、スコットランドの伝統的なお菓子です。ブランドイメージも英国王室を思わせるような印象ですが、ビクトリア州に拠点を構える家族経営の同社はショートブレッドを主力製品として、ジャム入りのクッキーなども製造しています。

材料はバター、粉、砂糖、塩とごくシンプルなショートブレッド。「ショート」は英語でサクサクといった意味があります。サクサク食べやすいのですが、食べた後は胃が重くなりますので、特に食べ過ぎになりがちなこの時期、ご注意下さい。英国の伝統にならって、紅茶に浸して食べるのもバターの重みが緩和されていいかと思います。

150グラム入りの1箱が2豪ドル(1豪ドル=約86円、価格は調査当時)とお得なので、チャリティー用の贈り物やパーティーの持ち寄りのお菓子としても経済的です。(百花)

 

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