第343品 ローワン・フーズのインスタント・ドライ・イースト

大手スーパーで販売中。価格は1個4豪ドル(1豪ドル=91円、調査当時)

新型コロナウイルス関連の規制も段階的に解除され、通常の生活が戻ってきました。しかし2年にわたるロックダウンで巣ごもり生活に慣れ、何でも自作しようとする人が、日本にもオーストラリアにもいるのではないでしょうか。そんなDo it yourself (自分でやろう)な人たちに、パン作りに最適なロワンフーズのイースト菌をご紹介します。

ニュージーランド(NZ)の大手スーパーでは、ロックダウン期間中の4週間で小麦粉の販売量が1,500トンも増えました。また価格比較サイトでパン焼き器が検索された回数は、前年に比べ1,184%も増加したそうです。同サイトの経営者は「消費者は明らかに自宅でパンを焼いている」と述べています。

当然イースト菌も販売を伸ばし、そのスーパーでは3週間で食パン71万斤分のイースト菌を販売、前年の21万斤分から約240%も増加しました。

そんな売れっ子になったイースト菌ですが、ローワンの良いところは、ドライなので扱い易いという点です。水に溶かしたりする必要はなく、小麦粉に混ぜ合わるだけという手軽さ。他社製品も同じと言うあなた、何かと忙しいパン作り中でも、ローワンの容器は片手で振りかけて使えるという、簡便さも魅力です。

ローワンは1986年創業の食品販売会社。オーツやシリアルなど、朝食に特化した商品を扱っています。同社のコンセプトは「午前6時42分をアメージングなものにする」というもの。このイーストを使って焼いたパンは、朝食専用という訳ですね。

味の方はというと…筆者の腕が悪いのか、いつも失敗ばかり。早くこの商品の良さを引き出せるようになりたいです。(尋助)

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