第529品 タスマニアン・ヌガーの抹茶味

州東部キャンベルタウンのザ・タスマニア・ショップでも入手可能

砂糖と水飴やはちみつなどを混ぜて煮詰め、アーモンドやドライフルーツを加えたヌガー。フランス発祥の伝統菓子ですが、オーストラリアでも人気の商品です。中でも最南端の島タスマニア州はヨーロッパ的風土もあってか、なかなかのヌガー激戦地。どのグロッサリー・ショップでも売っています。

今回取り上げたのは、その名も「タスマニアン・ヌガー(抹茶味)」。泡立てた卵白に抹茶が加えられているので、柔らかく軽い食感の中で抹茶が醸し出すまろやかさが引き立ちます。

同州南東部ヒューオン渓谷沿い最大の町、ヒューオンビルで作られていますが、筆者が買ったのは同州最大の朝市、サラマンカ・マーケットの売店です。2022年に50周年を迎えたこのマーケットは、州の首都ホバートの港の眼前に広がるサラマンカ・プレースで毎週土曜日朝に開催され、300店を超える屋台が並びます。

筆者が訪問した時は生憎の曇天で、上着が必要なくらいの寒さでしたが、犬の散歩中に立ち寄った地元客も多く、どの店も熱気にあふれていました。

マーケットを全部を見て回るには3時間もかかるので、この甘いヌガーでのエネルギー補給がちょうど良いのです。(尋助)

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ウェルス編集部

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