ことの葉「間違った料理」
久しぶりに日本のフルーツサンドが食べたくなり、作ってみた。見た目も味も満足の出来だったが、欧米人の義家族は口を付ける前から懐疑的な表情だ。曰く、「サンドイッチが甘いことを脳が受け付けない」のだとか。
筆者がオーストラリアで初めてライスプディングに出会った時、「なぜご飯に牛乳を入れる?」と憤ったことを思い出した。結局、彼らのフルーツサンドの感想も、筆者のライスプディングと同じく「うまい…けど何か間違っている」だった。おいしいものも、長年の刷り込みには勝てないらしい。
そういえば、オーストラリアの家庭では砂糖が「調味料」ではなく「お菓子作りの材料」として保管されていることが多い気がする。甘味でうま味を引き出す和食とは考え方が異なり、「砂糖を使うのはデザート」という明確な線引きを感じる。彼らを混乱させないためにも、先日好評だったカレーの隠し味にチョコレートが入っていたことは黙っておこう。(猫山)
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