第2回 航空業界の脱炭素化に不可欠なSAFとは?

オーストラリアは世界で最も頻繁に飛行機を利用する国の一つだと言われているのをご存じですか?一方、世界全体で航空業界は、二酸化炭素排出量の約2.5%を排出しています。オーストラリアのジェット燃料需要が2050年までに75%増加すると予測されている中、航空業界が脱炭素化を図る上で、現実味のある唯一の選択肢と考えられているのが持続可能な航空燃料(SAF)です。農業廃棄物や廃食油などを原料としており、従来の燃料と比べて約8割の二酸化炭素排出量を削減することができます。今回は、オーストラリアとニュージーランド(NZ)で進められているSAF推進に向けた動きをゼロから分かりやすく説明します。【ウェルス編集部・本田歩】

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