日豪で10年超の農業ビジネス経験を持つ筆者が、現場レベルから考える、豪州での農業ビジネスに関するポイントを解説。
第89回 なぜ豪州の不動産ファンドは温室を買うのか ―巨額投資を支える野菜生産の収益力―新着!!
豪州では、農業をしない投資家が温室を購入しています。Centuria Capital Group(以下、Centuria)の農業専門ファンドは、2026年6月末時点で6施設を保有し、評価額は6億5,200万豪ドルです。天 […]
第88回 記録的大雨に強い農業とは?―線状降水帯への備えから作付け時期の分散、復旧時間、長期収益まで―
2026年の日本では、洪水を梅雨だけの問題として考えることが難しくなっています。8月には各地で記録的な大雨が相次ぎ、農作物だけでなく、農地や農業施設にも被害が及びました。農業経営で重要なのは、被害を受けやすい時期に作付け […]
第87回 高市首相のメロン贈呈から考える農産物輸出 ― 豪州に見る、農業大国への輸出拡大と市場連携 ―
高市早苗首相は豪州を訪問した今年5月、豪州首相に静岡県産クラウンメロンを贈りました。今年1月30日に豪州向け日本産メロンの輸入条件が整い、輸出可能となった直後でした。そのメロンは8月、豪州で再び話題になりました。 このメ […]
第86回 施設園芸・植物工場展(GPEC)で見えた、日本農業の未来― 豪州に学ぶ食料生産革命 ―
7月15日から17日、東京ビッグサイトで施設園芸・植物工場展2026(GPEC)が開催されました。開会式では、鈴木農林水産大臣が産業発展と技術革新に期待を示し、全国から生産者や産学官の関係者ら4万5千人以上が来場しました […]
第85回 植物工場は第二の自動車産業になれるのか ~日本農業は「農産物」ではなく「レシピ」を売る時代へ~
異常気象の頻発や人手不足の深刻化を背景に、植物工場が再び注目を集めています。しかし植物工場は新しい技術ではありません。日本では長年にわたり研究開発と商業化が進められる一方、多くの企業が撤退も経験してきました。なぜ今、植物 […]
第84回 ナフサ不足が変える、日本農業の現場 ~ビニール不足時代に、施設園芸はどう生き残るのか~
中東情勢の緊迫化を受け、日本国内でナフサ不足への懸念が広がっています。食品包装や印刷資材だけでなく、農業現場でも農業用ビニールへの不安が強まり始めました。特に影響を受けやすいのが、ビニールハウスを活用する施設園芸です。施 […]
第83回 中東情勢で日本の農業はどうなるのか~資材・エネルギー依存が招く食料供給リスクと日豪の解決策~
中東情勢の緊迫化は、日本の農業に直接的な影響を及ぼします。日本の農業は、肥料、種子、農薬、燃料、電力、物流といった複数の資材が同時に機能することで成り立っており、その多くを海外に依存しています。 また、日本の食料自給率は […]
第82回 食料危機が迫る日本、既存施設で増産は可能か ~豪州YieldXが示す答えとは~
植物工場や温室(ハウス)などの環境制御型農業は、日本において安定供給を支える手法として期待されてきた一方で、収益性の確保が課題となってきました。こうした中、オーストラリアのアグリテック企業「YieldX」が日本市場への展 […]
第81回 豪州産青果は日本でどうすれば売れるのか ~高齢層主導市場が変える輸出戦略~
オーストラリア産の青果は、日本市場で安定した信頼を確立しています。安全性への評価は浸透し、供給の安定性も高く認識されているほか、品質面でも一定の水準が維持されています。しかし、売上高が堅調な商品がある一方で、期待された回 […]
第80回 豪州産青果の農薬は多いのか?~残留農薬基準(MRL)で考える~
豪州産をはじめ、海外産の青果について「農薬が多いのではないか」という声が聞かれることがあります。しかし、こうした見方は感覚的に語られやすく、安全性を何で判断しているのかが分からないまま議論が進みがちです。 農薬の話には、 […]











