NSW農業生産者、 中国石炭大手から農地奪還
中国の国有石炭開発大手の神華集団(Shenhua Group)がオーストラリア、ニューサウスウェールズ(NSW)州リバプールプレーンズの1万6,500ヘクタールの農地を、1億2,000万豪ドル(1豪ドル=約83円)で売却したことが明らかになった。
22年のアグリビジネス、 焦点は5つ=オピニオン
オーストラリアの農業は収益性の高い産業で農産物の品質も高い一方、テクノロジーの導入は気候変動への対応のほか、持続可能性や透明性、コスト効率やデジタル化への追求が背景にあり、2022年以降のアグリテックやアグリビジネスには5つの焦点に集約される─。
著名人出資のミスターヤム、 大型調達に成功
オーストラリア・メルボルンのスタートアップ企業で、QRコードを使った飲食店向け注文プラットフォームのミスターヤム(Mr Yum)がこれまでに、シリーズAラウンドを実施し8,900万豪ドル(1豪ドル=約80円)を調達した。
豪農地の投資収益率13%、 農産品価格上昇で
農産品の記録的な価格と豊作を背景に、作物の栽培や家畜の放牧などに使用されているオーストラリアの優良農地の今年9月までの1年間の投資収益率が12.7%に達したことが、ANREV(アジア非上場不動産投資家協会)のオーストラリア農地指数で分かった。
農家の投資意欲上昇、 豊作で穀物サイロ需要増
今シーズン、2期連続の豊作が見込まれ穀物生産者の投資意欲が上昇してる中、穀物を貯蔵・収蔵する必要性も高まっていることから、サイロへの投資が急増している。
ハエの幼虫で生ごみ処理、 新興企業が急成長
オーストラリア・メルボルンに拠点置く新興企業のバーディー(Bardee)が、ハエの一種である「ブラック・ソルジャー・フライ(アメリカミズアブ)」の幼虫に生ごみを食べさせ、これらの幼虫をペットフードの原料や肥料として販売する事業で成功を収めている。
持続可能な農業向けファンド、 豪と星で始動
オーストラリアのティバートン(Tiverton )・アグリカルチャー・インパクト・ファンドが、シンガポールの新興企業ハッチャープラス(Hatcher+)などと共同で、持続可能な農業に特化した投資ファンドを立ち上げることが分かった。
IT企業ユメ、 余剰食品を「金のなる木」に
オーストラリアのIT企業ユメ(Yume)が展開する余剰食品のオンラインプラットフォームが、食品会社の余剰在庫の処理コストを削減し、利益を引き上げると同時に、大量の食品が埋め立て地に送られるのを防ぎ、慈善団体への食品の寄付を合理化する役割を果たしている。