第153品 「レメディーのコンブチャ」

味はレモンジンジャーのほかに、アップルやラズベリーなども

健康大国オーストラリアのスーパーに入ると、たくさんの健康食品が陳列されています。その中でも今回ご紹介するのは、飲料メーカーのレメディーから発売されている健康ドリンク、「ORGANIC KOMBUCHA」のジンジャーレモン味です。レメディーは、コンドン夫妻によって始められたオーストラリア最大のコンブチャ醸造企業で、週に15万本のコンブチャを醸造しています。

コンブチャと聞くと日本の「昆布茶」を想像してしまいますが、実はオーストラリアで売られているコンブチャはまったくの別物です。コンブチャとは、モンゴル原産の発酵飲料で、日本でも一時期流行した「紅茶キノコ」を表しています。ではなぜコンブチャと呼ばれるのかですが、英語話者が昆布と酵母を言い間違えて伝わったという説や、コンブチャを作る際の発酵キノコを昆布と見間違えたとする説などがあり、定かではありません。

そんなコンブチャはオーストラリアでは健康飲料として人気があり、レメディーのコンブチャもそのひとつです。レメディーによると、コンブチャには腸のpH数を下げ、病原菌の繁殖を抑える、脂肪燃焼を促進する、血糖値を安定させる、コレステロール値を安定させるなどといった効果があるようです。

酢のような酸味とジンジャーレモンの香りが混じった独特な味です。ジンジャーレモン味以外にも、アップル味やラズベリー味などがあります。価格は1本当たり4豪ドル(1豪ドル=約83円、価格は調査当時)です。(樹山)

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