第464品 オリジナル・ジュース・コのブラックレーベル・オレンジ
オーストラリアにはたくさんのフルーツジュースが売られていています。中でも定番はやはりオレンジジュース(OJ)。当コーナーでもこれまでさまざまな商品が取り上げられてきました。結局どれがいいの?と迷ってしまいますよね。そんな時は「オリジナル・ジュース・コのブラックレーベル・オレンジ」、これさえ覚えていれば間違いありません。筆者が選ぶ、オーストラリアで1番おいしいOJです。
おいしさの理由は粒感です。OJには「Pulp Free(果肉なし)」と「With Pulp(果肉入り)」がありますが、筆者は断然果肉入り派。そのため、味が良くても粒が入ってないOJは減点です。逆に、「With Extra Pulp(果肉増量)」や「With Double Pulp(果肉2倍)」なのに、味が気に入らないということもあります。さらには、味も果肉も良いのに大容量2リットル入りしかない、なんてパターンも。オーストラリアでのOJ選びの難しさはここにあります。
そんなこんなでようやく見つけたのが、600ミリリットル入り3.80豪ドル(1豪ドル=約98円)のこの商品。果肉入りとは書いていませんが、口に含むと濃厚なジュースの中に、若干の粒々が感じられます。100%オレンジジュースで、人工的な甘ったるさはありません。舌にほんのり残る渋みと酸味がフレッシュさを際立たせます。
同社はビクトリア州を拠点とするオーストラリア証券取引所(ASX)上場企業。大手らしく、「オレンジのジュースにならない残りの50%」の商業化など、持続可能性への取り組みも進めています。(猫山)
投稿者プロフィール
最新の投稿
企画・特集2025年12月5日東京マート、20%引きセールを2日間開催
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年12月5日第527品 アバランチェのヘーゼルナッツラテ
豪主要農畜産地域の降水量2025年12月5日豪主要農畜産地域の降水量 11月27日~12月3日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年12月5日オセアニア農業の歩み「厳しさ増すワイン業界」





