新政権の農業政策に注目 農業コスト上昇懸念も

今月21日に投開票が行われた連邦議会総選挙で、約9年ぶりに政権交代を実現させた労働党の今後の舵取りに、オーストラリアの農業界が注目している。気候変動問題への有権者の意識の変化が、独立系無所属候補や緑の党(グリーンズ)の躍進に反映したとされ、旧政権が唱えた排出ガス削減対策が酪農や畜産のコストを上昇させるとの主張は保守連合の敗因となった。第31代首相に就任したアルバニージー労働党党首の前には、環境問題以外にも解決すべき問題が山積している。【ウェルス編集部】

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