第333品 IXLのジャム

創業者が語った「I excel.(私は優れている)」がブランド名の由来
ラベルの真ん中に大きくIXLの文字。「何と読むんだろう」と、思わずスーパーでこのジャムを手に取った人も多いのではないでしょうか。
IXLはタスマニア州ホバートで創業したヘンリージョーンズ・フーズが、1898年に創設したジャムのブランドです。創業者ジョーンズ氏は1862年生まれ。彼が13才で初めて働いた食品工場は、今は「ヘンリージョーンズ・ホテル」として現存。高い人気を誇っています。91年に29才の彼は晴れてヘンリージョーンズ&カンパニーを設立し、メルボルンに渡りジャム製造を始めます。その時の建物も、今はエンターテイメント施設「ジャム・ファクトリー」として、都市のアイコンになっています。
後に大きな足跡を残すジョーンズ氏とIXLですが、1950年ころまでに消費者は次第に新鮮な果物を好み、ジャム業界は大きく落ち込みます。IXLもオーナーが変わり、農業関連大手エルダーズや米食品大手JMスマッカ-が保有したこともあります。2019年までは飲料大手コカ・コーラ・アマティル傘下の青果加工SPCがオーナーでした。
現在、IXLのブランドと工場は「カヤブラム・ジャムカンパニー」が保有しています。この会社、ほとんどメディアに出ませんが実はマレーシア系の投資家につながります。120年の伝統と味は、海外からも注目されています。
ちなみに日本でも、ジャムの売り上げは2020年以降、巣ごもり需要で前年比2桁増と高い伸長を示していますので、商社の皆様、輸出してみてはいかがでしょうか。(尋助)
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