第405品 ウィスク&ピンのショートブレッドクッキー
オーストラリアの郊外には、国産の原材料を贅沢に使ったグルメなお菓子を作る小さなベーカリーが多くあります。今回は、シドニー郊外の有名観光地でもあるブルーマウンテンズで、20年間こだわりのクッキーやミューズリーを手作りしているウィスク&ピンを紹介します。
ウィスク&ピンのモットーは、「パドック(農場)からそのままお皿へ」。南オーストラリア州から直送されたオーツやクイーンズランド州の太陽をたっぷりと浴びたドライフルーツなど、国内からの仕入れを優先し、加工を最小限に可能な限り自然な形で調達。保存料や添加物は一切加えず、しかも機械を使わずにお菓子を手作りしています。
今回試したのはクランベリーとピスタチオの入ったショートブレッドクッキー。ニュージーランド産のバターを使用しているためバターの芳醇な香りが強く、ちょっと強めのコーヒーにぴったりです。価格は150グラム入りで11豪ドル(1豪ドル=約94円、価格は調査当時)。独立系のスーパーなどでも手に入りますが、ブルーマウンテンズの最寄り駅であるカトゥーンバ駅の近くにショップがあるので、観光に行った際にお土産にするのも。また、バスケットにお酒と食品を詰め合わせた英国発祥の「ハンパー」と呼ばれるセットも販売しており、ホリデーのギフトにも使えそうです。(岩下)
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